ガイアの実力

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「やっぱ長刀になったか。 まぁ一番使いやすいから当然かな?」 ガイアの言葉を聞いた生徒達も教室での自己紹介を思いだし納得する。 そうガイアは得意の武器は長刀と自己紹介で言っていたのだ。 だからなかなか使う人がいない長刀を錬成してもそこまで驚かなかった。 「ふう。ようやく終わったや。 なんか色々疲れちまったよ…… おいジー君!終わったぞ?」 「あぁ。みたいだな。 ではもう授業が終わりそうだがーーー」 更に続けようとした時に丁度チャイムがなった。 ジークはあまりのタイミングの良さに少し苦笑いをする。 「いや、終わってしまった。 次のロングホームルームで今日は終わりだ。 遅れないように各自教室に移動をしておけ。 これでこの授業は終わりだ。 解散!」 そう言うとジークは転移魔法でどこかに転移してしまった。 ジークがいなくなったので生徒達も教室に向かって歩き出す。 ガイアも長刀を拾い、腰に提げると教室に歩きだす。 するとエルディとバッシュの二人が特別室の入口でガイアを待っていた。 いつの間にかバッシュはエルディと仲良くなったようだ。 「ガイア早く行こ」 「ったく待たせやがって…… 行くぞ!」 待っていてくれた二人にガイアは礼を言い、教室に3人で歩いて行った。
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