ケース3.5 先輩と後輩

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大樹は不思議そうに角を眺めながら「何スか?それ。」と興味を示した。 「何つーか・・・見た目は陶器みたいなのに金属みたいな冷たさがあるっつーか・・・。」 サナミは角を大樹の目の前に出すと 「これはね~万能薬の基よ♪」 と言いながら・・・ バキャッ!!! と握りつぶした。 「うおぉぉぉい!?怖っ!!」 手を開くと手には粉々に粉砕された角。 「うんうん。・・・万能薬完成。」 「マジっスか?ただ、得体の知れない角を握りつぶしただけじゃ・・・。」 「・・・完成。」 「他に一工夫加えるとか・・・。」 「完成。」 「・・・ですよね。」
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