ケース【last : second part】 ゴローの魂

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《オマエは・・・オマエたちはリカイフノウだ。》 「・・・あ?」 《ジブンだけをマモればヨイものを・・・ナゼ、タニンをスクう?》 「はっ!お前みたいな鉄屑に言っても分からねぇよ!!」 《ムダだとワカラナイのか?》 「無駄?」 《セナカのそれもそうだが、チカのゴミをイッショウケンメイにスクおうとしていたな。》 ・・・ゴミ・・・だと? 「ゴミはてめぇだろ!!今からバラしてや・・・」 『いや、生ゴミですよ。』 黒い球体の影から死神がゆっくりと姿を現す。 その死神はポイッと俺の方に何かを放った。 それはコロコロと俺の足元まで転がると【コツン】とぶつかる。 それは・・・見覚えのある・・・。 ・・・首だった。 あの地下で出会った・・・ 両腕が翼の・・・天使の・・・ 「あああああああ゛ぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁぁ゛!!!」 そんな!! 何で!?どうしてだ!! 何で、何でこいつが死んでんだよ!? 訳も分からず首を抱き締める。 その首からは温度を感じる事はなく、冷たい物へと変貌していた。 『ふふふ・・・良い!良いなぁ!お前のその顔が見たかったんだよぉ!あぁ!気持ち良い!気持ち良いぞ!最高だ!!』 「てめぇ!てめぇが殺ったのか!?あぁ!ぶっ殺す!ぶっ殺してやるぞ!4444号!!」 俺に首を放った死神。 ムカつく顔に銀縁眼鏡。相変わらず手には大鎌。 そいつは行方不明となっていた4444号だった。
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