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蛍火硝子の中身は
蜜蝋
液状の蝋にある
植物の汁を混ぜて
魔法で硝子の中に封じた物です。
つまり中身は総天然素材
魔法は硝子玉に
液体化した蝋を封入する時にしか
使っていません。
混ぜた植物の汁に含まれる
ある成分が魔力に反応して
蝋を燃やして明るくなるのです
蝋燭とは違い燃えかすである
煤が硝子の外に
出ないので汚れず
火を使わないので火事の
心配もない。
そんな蜜蜂入り硝子玉に
どう魔力を流せば
あんな悲惨な結果に
なるのやら…。
「皆さんいつの間に
仲良くなったのですか？」
隠れて見てるのにも
飽きましたし
別に他の生徒にトマス君との
訓練を秘密にする気もありません。
むしろ仲の良い
友人が一緒なら訓練の効率も
良くなるだろうと思い
声をかけます
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