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始まりは新学期の
クラス配置からでした。
生徒が来るのは
来年でも準備は年末前から
始まっています。
本当ならもう少し
後からでもいいのです
ワタクシが担当するのは
高等部の一年生
受験を控えている訳では
ありません。
これはひとえに魔術の授業が
複雑な為に
予め準備をしておかないと
大変なんですよ。
「マーリン先生には
二組の担当を…、
それとスケル先生。」
「はい校長。」
校長のウェブ先生が
ワタシを呼びました
ウェブ先生は
ワタクシより若い
女性の校長です。
上司が自分より若いと
気分を害する先生も
居るのですが
ワタクシは校長先生を
尊敬しております。
ウェブ校長は数少ない
『上級魔術士』
上から数えて術士の第三位に
居られる方なのです。
ちなみワタクシは
『中位二位術士』
良くもなければ悪くもない
いわゆる普通の魔術士です
「先生には一組を
担当していただくのですが
今年は問題のある
生徒が入学してきます。」
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