どん底。

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pm19:15 慎士が来た。 駐車場で待ってた私にびっくりしてた。 車に乗る二人。 沈黙。 最初に話したのは私。 え「今日誕生日だよね、これ…」 そう言って慎士にプレゼントを渡した。 すると慎士は悲しそうな、難しそうな顔で私にこう言った。 し「ごめん。受け取れない。」 私は聞く。 え「どうして?別れるの?」 でも、慎士はハッキリ言わない。 し「今、よくわかんないんだ。だから待ってて?」 私はただ泣き崩れるしかなかった。 そしてまた、曖昧な毎日が過ぎて行った。
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