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その頃から何年たっただろう
あいは無言でパチャと水に足をつけ桜をみつめる。
―もう一度会いたい
やはり怨みがあるとはいえいとこの仙太郎を思い痛んでしまう
叶わない事だと知ってる。 でも――……
はぁ…とためいきがでる
こんなの私らしくない
あなたの言葉、あなたの顔が忘れられない
二人歩んだ日が私を弱くして
「しょうがない…よね」
学校の時間になり花びらを置き急いで学校へ向かった
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