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マヤは、
服の左の袖を捲った。
包帯が巻かれていた。
「マヤ、怪我したの!?」
「……………」
マヤは首をふった。
「じゃあ…まさか…いじめ…?」
「………………」
マヤは首をふる。
マヤは、包帯をとった。
おびただしい、リスカの跡。
「!!!」
僕は言葉を失った。
「マヤ……」
「………………」
「マヤ!なにして」
「だって!」
僕はマヤの荷物をあさる。
中から、五本のカッターが出てきた。
全部、血がついてた。
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