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「なんかな~」
「なに?」
「女の子っぽい…」
「マヤの言う通りにしただけだよ?」
「んー…女の子っぽい」
「女の子だし…この角消す?」
「嫌!萌えが無くなる!」
「……………………消す」
「まってー!!」
オリキャラを作り始めて二時間。
設定もまとまり、マヤが納得するオリキャラができた。
書いた数は、10。
今現在使われている閻魔は、11代目です。
よく僕も書いたな…
「うん、いい!」
「本当に?」
「うん。ありがとう、柊」
「はいはい」
オリキャラが決まれば、話作り。
これはマヤがやってくれるから、僕は楽だった。
マヤはお互いの物語をできるだけ壊さないように、
頑張っていた。
僕は、そんなマヤを見てた。
なんか、嬉しくなった。
だって、マヤは──…
マヤのことは、次の章で。
「ん~」
「どう?」
マヤは僕があげたノートに、必死に書く。
「一護とオリキャラを…姉弟にしようかな?」
「いいじゃないの?」
「んー」
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