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車はホテルに到着し、日向は拓海の手を引いて中へ入っていった
拓海「このホテルでパーティーが行われるんですか?」
日向「そ。拓はまず着替えないとね」
日向が借りたという部屋に着くと、すでに全員が待機しており、皆色々な衣装に着替えていた
秋はスーツ
冬樹はホテルマン
鈴はパティシエ
紅葉はドレス
衣装はバラバラだが、皆似合っていた
顔がいいとなにを着ても似合うもんだなぁと拓海が感心していると、秋がこちらを見て笑っていることに気がついた
秋「良かったなぁ拓海。記念すべき初仕事がこれで…ククッ」
冬樹「クスクス…本当、羨ましいよ……僕は嫌だけど」
鈴「良かったねぇ拓ちゃん!きっと……きっといい思い出になるよ」
紅葉「ごめんなさい…笑うつもりはないんですけど…クスクス」
何故か皆必死に笑いを堪えているようだった
拓海が頭上にクエスチョンマークを浮かべていると、日向がとっておきの衣装を拓海の前に差し出す
日向「さ、早くこれに着替えてきて」
日向が差し出したのは、ピンク色を基調としたレースやリボン等のひらひらがたくさん付いた……ドレスだった
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