夜明け
1/1
読書設定
目次
前へ
/
20ページ
次へ
夜明け
止まぬ空に凍える、 肌に突き刺さる風。 瞳だけはそらさずに、 前へ、前へと。 霧が晴れた空、日と月の光に。 人を別つ、 争いと慰めを繰り返す。 曖昧な朝は夜の中、夜は朝の中。 開かぬ空に伸ばす、 闇に耳鳴りと嘘。 真実だけが深く消える。 いつも、いつも。 黒塗りの景色、目の前を流れる影。 人を纏う、 束縛と逃げ道に疲れて。 風鈴が鳴る夏は冬の中、人は人の中。 夜明け。
/
20ページ
最初のコメントを投稿しよう!
1人が本棚に入れています
本棚に追加
広告非表示!エブリスタEXはこちら>>
前ページへ
次ページへ
スターで応援
40(あなた 0)
小さく
文字
15
大きく
狭く
行間
1.8
広く
白
黒
クリーム
ゴシック体
明朝体
まとめてページ表示
指定なし
5ページ表示
10ページ表示
15ページ表示
ページコメント表示
ページスタンプ表示
最後に読んだページを自動で保存
最初のコメントを投稿しよう!