1人が本棚に入れています
本棚に追加
ライフ
俺は
今、生と死の間にいる。
どっちつかずで踏みとどまった物質。
そんな
ことが愛しくて、憎らしい。
嫌になるほどの口先の糞ガキ。
文字にすれば見えるのか?
声にすれば満足なのか?
式に寄せる涙に、
何を見つけよう。
とどまる事の無い果てしない時と空のなかで、
その答えを。
息を吹き掛けられれば、
崩れてしまいそうな意味。
どうせなら自分の意志で
終わらせてやろう。
知らぬ明日の場所に縋れ、
そこには何かがあるんだと。
最初のコメントを投稿しよう!