0人が本棚に入れています
本棚に追加
~~~
明るい日差しに目を覚ました。
いつも美優は午後3時くらいに来るから…4時間くらい空いてるな。
何故こんなに遅いかというと、計四回目覚めては寝ての繰り返しだったため。
「ん~~。」
体を伸ばし、携帯を覗き込んだ。
特に何も無く、私と美優が写っている壁紙があるだけだった。
外は陽気に晴れている。
空気入れ替えをするのに窓を開けるとヒヤッと冷たかったが気持ちの良い冷たさだった。
一回の深呼吸…。
窓を開けたままテレビをつけた。安っぽいドラマが入っているだけだったのでチャンネルを意味も無く回してみる。
はぁ~…
よっぽど自分は暇なんだなと痛感した朝だった。
お腹が減ったので冷蔵庫を開けてみた。
……
いざ、コンビニへ…。
こんなんだったら昨日行ったときに買ってくればよかったんだ…。
財布を手に外へ出た。
コンビニの自動ドアが開くと見慣れた顔があった。
「あっ!美優じゃん。」
一声かけると美優はハッと振り返った。
「おー。明音~。」
どことなく眠そうな感じだ…。
最初のコメントを投稿しよう!