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Ⅲ「……いくぞ…!」
Ⅲは大剣を軽々と片手で持つと、地を蹴り、カイザーに急接近する。
ブォン!
ブラッディ・ソードは横に降るわれるが、カイザーは屈んで回避し、グラビドン・アックスを下から振り上げる。
しかしⅢは剣を横に薙いだ瞬間、残像を残す程速く飛び上がっており、斬り上げは空振りに終わった。
カイザー「……ヴァンパイアマスターに位置する魔人が…」
カイザーは顔をしかめながら言う。
ヴァンパイアには2ランクがあり、ロード、マスターがある。ヴァンパイアマスターは最上級に位置する魔物だ。
Ⅴ「オォラァァァ!!」
Ⅴは空中から羽を飛ばし、リン、ネクロスを狙うが、ネクロスがソードオブグレコルスを振るうと、風が発生し、羽を吹き飛ばす。
リン「どうする?流石に空中は厄介だわ…」
ネクロス「……やはりこちらも飛ぶしかないだろう…援護は頼む
我に風の加護を…『ウィンドソキア』」
ネクロスは自身に風を纏わせ、飛翔した。
リン「はぁ…仕方ないわね……私は飛べないし…」
リンは諦めたようにため息をつくと、レアスを消し、援護のための魔力を練り上げる。
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