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カイザー「レイス。人の話は最後まで聞け…。さっき四戒天の爺さんどもから連絡が入った。連絡の内容はお前にラセードに入れということ。詳細はラセードの学園長から聞け。だそうだ。ていう訳で魔法学園に行ってこい」
カイザーは白髪をオールバックにしていて、一見厳しい雰囲気を醸し出していたが、後半部分で顔を緩め、爽やかに言った。
ちなみに四戒天とは、MICUの設立メンバーの四人で構成されている(四人全員八十歳)。
レイス「あのくそ爺共…。わかった、行ってくる。いつ行けばいい?」
カイザー「え~っと…すまん!今日だ!」
レイス「今日!?ふざけるな…!どう考えてもここからでは1日以上かかるだろ…!」
レイスはカイザーに殺気を放って言った。
カイザー「ま、まぁ落ち着け!俺が転移魔法でちゃんと学園の近くまで送るから!な!?」
カイザーは冷や汗をかきながらレイスを必死に説得した。
レイス「ならさっさと送れ…!」
カイザー「わ、わかった!転送!」
カイザーがそう言うと、レイスの足元に光の魔法陣が現れ、レイスを包み込むと、レイスは消えた。
カイザー「ふぅ…アイツを怒らせると殺されかねんからな…」
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