第六幕-動き出す闇-

8/11
12225人が本棚に入れています
本棚に追加
/426ページ
ライザ「で、でも敵は人間じゃない可能性だって……」 レイス「だから可能性の話をしているんじゃない。俺は敵が人間だった場合それを殺せるのかと聞いているんだ」 レイスは少しイライラした口調でそう言った。 ライザ「私は… そんなことはできない。どんな人間だって殺しちゃいけないと思うからね」 ライザは少し悩んだあとそう言った。 レイス「そうか…ならこの事には首を突っ込まない方がいい」 レイスはそれだけ言うと転移でどこかへ行ってしまった。 ライザ「………」 レイスが去ってしまったあと、ライザは呆然と立ち尽くしていた。
/426ページ

最初のコメントを投稿しよう!