見習い魔女ノアル

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あれ?おかしい事もあるなぁ…私は、首をかしげながら、教会の中へ入って行った、すると中には同じ年位の男女がいた、ざっと100人は居る。薄明るい部屋に松明がともり、天井に本物のコウモリが飾られていた(しかも生きているし)そこに如何にも教師とおぼしき魔女と魔法使いがたくさん入って来た。あっ…?!さっきの汚い長いローブを纏った、魔法使いだぁ!体から、血の気が引いて行く…隣にいた、黒髪の可愛い女の子が「あなた、顔色悪いわよ?どうしたの?」と声を掛けてくれた。彼女は、ジューンホワイトと言う名前で、私の街から、直ぐ近くに住んでる。私は「ありがとう、なんでも無いわ」とだけ言って、あの汚い長いローブを纏った魔法使いの事は、黙っていた
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