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「弱音…ハク?」
「(まさか二次元の存在がここにいるわけないよな。ハハハッ(笑)」
たくとは確信が持てないながらも頭に浮かんだ名を呼んでみた
『そう…だけど…私を…知って…るの?』
ハクは弱々しく答えた
「(えぇ!?マジでハクなの!?)」
たくとの脳内はパニックだ
「(なんでここにハクがいんの!?二次元の存在じゃないの!?てか、生で見たら予想をはるかに超える美人!!これは夢か?夢なのか?てか夢なら冷めんな!)」
『えと…どうか…したの?』
たくとは長いこと考えていたらしく、ハクがしびれを切らして聞いてきた
「ちょっと質問していい?答えは聞かないけど」
『え?あ、うん…』
「なんでここにいるん?お前は二次元の存在だったはず…」
『えと…それは…ね、私にもよくわかんないんだけどね、前にね、捨てられてね…何もする事が…無かった…ときに、目の前がパァーって光ってね、それで、気づいたらここにいたの。』
ちなみにその光は俺の仕業ね
「はぁ…。それでなんで死ぬことになったん?」
『それは…この世界に来ても何も…すること…無いんだって思えてきて…私はいらない子なんだって…うぇぇん(泣』
ハクは泣き出した
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