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「泣くなよー」
たくとはそういいつつハクを優しく抱きしめた
『うぇぇ!?なっ何?』
ここでたくとは今一番しなくてはならないことを思い出した
さっきハクは何をしようとしていたか
今のハクはどんな状態か
そう
ハクは自殺しようとしていてそしてそれはこの世界が嫌だからで…
たくとがしなくてはならないことはハクを助けること
たくとは決心した
「ハクっ!」
『ひゃ…は、はい!』
「お前どうせ帰るとこもないんだろ」
『う…ん…』
「なら、うちに来いよ」
『ふぇっ?』
ハクは動揺を隠せないでいる
それもそうだろう
見ず知らずの人に家に来いと言われたら誰だってこうなるだろう
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