序章

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龍は昔、神と同じように崇められ、今よりもっと身近に暮らす神聖な生き物であった。     いつから人々は龍を恐れることもなく、ただの肉や薬、家畜として扱うようになっていった。     そんな時代に一国の王の耳に「とてつもない力を持つという龍がいる」という噂が入った。     力がある龍は幼き頃より育て、強力な生物兵器として扱われていたので、国王も例外なく、他国に先を越される前にとその龍を探した。
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