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ジョージに出会ってから一週間もたたずにジョンソンは
「お前には明日西暦0年に行ってもらう」
予言が発見されてから今までの間に分かったことがいくつかあったが、予言者がその予言をしたのが西暦0年であることが一番の驚きであった。
「はい」
ジョージはなにもかも受け入れているようだった。
「やるべきことは覚えているな?」
「任せて下さい」
会社のものには秘密だった。ジョンソンはタージにさえこのことを伝えなかった。こんな若い男に任せられないという批判をあびることよりも、絶対に成功すると確信していたからだ。
「ではジョンソン、明日に帰ってきます」
「健闘をいのる」
光と共にジョージは旅立った。
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