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私は考えていたの
多分
健吾が側にいても私は陸を好きになったんじゃなぃかな?
健吾はずっと友達のままだったんじゃなぃかな?
健吾を呼ぶ放送が流れた
「また…」
「うん」
私は去って行く健吾の後ろ姿を見ていた
陸とは別れるつもりだよ
でも…
陸は今何を考えているんだろ?
陸との生活は幸せだったよね
姫と涼と龍がいて
5人仲良く暮らして来た
それなのに…
涼がいなくなって簡単に壊れた家族
姫と龍は私が守る!
私は病室に戻ると看護婦さんが手紙を持って来てくれたの
誰から?
私は手紙を読むとそれは陸からだった
『最低な俺を許して欲しい。涼がいなくなって、泣かない帝が許せなかった。でもそれは涼の願いだったと初めて帝を殴った時に姫から手紙を見せてもらって知っていたんだ。でも俺の心が折れたままで帝に酷いことをして来た。帝、俺に距離を与えてくれなぃか?また家族に戻れるよぅに俺は努力をする。必ずあの家に戻るから待っててくれなぃか?勝手な俺で本当にすまなぃと思ってるよ』
私は泣き崩れた
「帝っ」
健吾…
私は健吾の胸で泣いていたの
健吾は黙って泣かせてくれたんだよ
私の家族…
元に戻せるのかな?
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