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私の退院の日が決まったの
１番喜んだのは両親みたぃだよ
孫はたまに会うのがいぃって言っていた
「健吾！」
「帝…いつでも相談に乗るから遠慮なく来いよ」
「ありがとぅ」
私は健吾に陸からの手紙を見せたの
私は私の家族を取り戻したい
健吾に伝えた
健吾はね
バツイチなんだって
仕事命の健吾に奥さんは耐えられなくなったみたぃ
心が寂しいと人間も死んじゃうんだよ
健吾は黙って離婚に応じたんだって
私は少し冷たいなって思っちゃった
「奥さんを愛してなかったの？なんか冷たく感じるよ」
私は健吾に言った
でも健吾は何も言わなかったの
愛してなぃわけなぃかぁ
愛してるから別れたのかもしれなぃね
「健吾に会えて良かったよ」
「俺も…俺は後悔してるよ」
えっ…？
「あの時、帝を奪っておけば良かった。またな！」
健吾…
私は２度と健吾に会うつもりはなかったの
だって…
やっぱり健吾と一緒にいたら陸を好きになることはなかった
そぅ気付いちゃったから
だから
ばぃばぃ！
私は姫と龍と我が家に帰った
我が家が１番！！！
「お母さんのオムライスが食べたい」
龍が私の膝にいて言った
「すぐ作るね」
「わぁ～い！」
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