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この後、あの口煩いおじいちゃんに、こってりと説教をされたのは言うまでもない…
まあ、おじいちゃんの事を『くそじじいッ!』とか悪口言っちゃうけど、本当は凄く大好きだし感謝してるんだ!
まだ、小さかった私をここまで育ててくれたんだから…
あっ、そうそう!
まだ、ちゃんと家の事言ってなかったね!
私の家。
私の家は代々から続く極道一家なの。極道って、言っても、そこらへんにいるようなチンピラと一緒しないで欲しい!
悪い事はしない、ちゃんとした組なんだから! (例えば、町のお祭りを手伝ったりとかね)
でも、私達のような、ちゃんした組が全部じゃなくて…
お父さんもお母さんも他の悪い組の人に殺されてしまった。
それで、生き残った私は、おじいちゃんの組に引き取られたって訳なの。
私は、まだ小さかったけどお父さんとお母さん事ちゃんと覚えてるんだ…
お父さんもお母さんも極道の筋を通す、凄い人だったんだって事。
ちゃんと自分に誇りを持って生きていた事。
ちゃんと覚えてるんだ!
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