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時は春…
とある街の家に二人の恋人が居た…
「星雲~早く行かないと遅刻しますよ!」
礼儀正しそうな女の子が叫ぶ。
彼女は深森姫。普通の女の子…
「分かっている姫…」
名前を呼ばれた少年の名は佐間星雲。
普通…じゃない!絶対普通じゃない!
彼女、姫以外に物凄くツンツンしているが彼女だけにデレデレなツンデレ。
更にありとあらゆる物事を完璧にこなすクールな万能男。
星雲「…あと数分で始業式始まるな。」
姫「星雲やばいです!初日から!始業式から遅刻は!」
焦る姫を尻目に玄関を開ける。
ガチャ
星雲「姫…一気に行くぞ。」
姫「へ?ふにゃぁ!」
姫をお姫様抱っこして走る星雲。
スタタタタ
その速度は恐ろしい…普通に車を追い越している。
ズザザッ!
学校に到着…
星雲「急げ…遅れるぞ。」
各教室に荷物を置き体育館に走る二人…
姫「遅刻したら星雲の責任ですからねえぇぇ…」
ダダダ…
これは星雲と姫の恋の物語…
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