継ぐ

5/8
前へ
/167ページ
次へ
………なんだか、すぐに一人になりたかった それだけを考え天飛は重い足を動かしいそいそと帰る。 それからまた暫く進んだ時の事だ 「……空 天飛様ですね」 俯いていた天飛の名を誰かが呼んだ ? ゆっくりと俯むいてた顔ををあげた。 するとそこにはいかにも怪しい黒いスーツを着た男がこちらを見ていた。 「おめでとうございます………ゲームの参加権を貴方は取得しました」 黒いスーツの男はいきなり天飛向かい手を伸ばしてきた。 それに驚いた天飛は後ずさりして手を避けた。 (なんだこの人…………もしかして誘拐犯!?) 直ぐに何かを察した天飛は振り返り、 歩いて来た道を全力で走って逃げ始めた。
/167ページ

最初のコメントを投稿しよう!

294人が本棚に入れています
本棚に追加