prologue

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「あ~タバコうめぇ~…」 この不良少年が主人公のスノー。 肩に付く程の黒髪を後ろで1に結んでいる。 そして瞳は鮮血を思わせる様な赤。 顔はかなり可愛らしい部類に入る。 「もう1本…」 スノーはそう言って胸ポケットからタバコ(赤○BOX)を取り出し2本目に火を点けた。 「ふぅ~…―――平和だねぇ」 スノーが息を吐くと紫煙が空に流れて消えていく。 スノーは雲一つない青空を眺めながら3本目に火を点けていた。 「いつまで吸っとんじゃあああぁぁぁぁぁあああああい!!!!!」 「のああああぁぁぁぁぁぁぁ…!!!!!」 スノーは後ろから思いっ切り蹴り飛ばされ屋根から落ちた。 しかしタバコに対する執念か、屋根から落ちてもタバコだけは離さなかった。
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