prologue

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スノーが連れてこられたのはある泉。 そこは大地にぽっかりと開いた穴に水が溜まって泉となった場所だ。 泉があるから栄養豊富な筈の大地は荒れ果てていた。 そこは『死せる大地』と呼ばれていた。 そしてこの泉は『灯影の泉』と呼ばれ現世を覗いたり条件さえ降りたり出来る泉だ。 「こんな所で何をするんだ?」 スノーが聞くのも当たり前で、ここは立ち入り禁止区域となっている。 「それはですね………えぇい、めんどくさい♪」 フェスは短剣(メモリーチェンジ)でスノーの頭を突き刺した。 「な……に……っ!?」 そしてフェスはスノーの腹を蹴り飛ばし灯影の泉に落とした。 そしてスノーはデスティニーリングから消えた。 「アイツの事は頼みましたよ…」 フェスの顔から一筋の…冷や汗が流れて落ちた。 「……帰ってきたら殺されるかなぁ」 そしてスノーは雲を突き抜けなから地上に落下していった。
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