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「やったわね!ムース、馬だけじゃなくてお金までくれるなんて」
「はぁ・・・」
あの後、一晩泊めてもらい今日の朝出発した
「元気ないわね?大丈夫?」
元凶がクレアなんて到底言えなかった
「うん、大丈夫だけど・・・次の町まであとどれくらいだろ?」
町を出たのは良かったが、どれほどの道のりか聞くのを忘れていた
「今度は馬があるから心配しなくても平気よ」
「まぁいっか・・・」
「それにしても暇ね・・・ねぇムース、競争しない?次の町まで」
「えっ?」
「よーい・・・ドン!」
クレアは速攻で行ってしまった
「はぁ・・・疲れるなぁ」
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