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「なら早く行きましょ、ムースでも勝てない山賊に会ったら大変だもの」
「そうだね」
森の道へと入っていく二人、その道の途中二人を眺める3つの目
「頭どうしますか?あの二人、襲わせますか?」
頭と呼ばれてるほうは、左目に黒い眼帯をしている
「バカッ!子供二人を襲ってどうすんだよ?身代金でも要求するのか?旅をしてる子供に」
「・・・無理ですね」
「さっさとアジトに帰るぞ」
「へい!」
ムースは森を見る
「?」(今誰かいたような・・・気のせいだよね)
「!?」
とっさに隠れる二人
「頭・・・いまあの子供に見られたような・・・」
「オレもだ・・・だがありえないだろ?この距離を望遠鏡なしで見つけるのは?」
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