曖昧な関係

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そんな関係が続いていた2年前のある日笑顔で突然 「一緒に暮らそうよ♪」 と言ってきた。 ちょうどその頃千咲は会社を辞めようと考えていて、社宅を出なくてはいけなかった。 なのでそのまま一哉の部屋に転がり込んでしまったのだ。 自分の中でははっきりしない気持ちのまま一緒に暮らしてもいいのかという戸惑いもあったが、だからこそ一緒にいてみるのもいいかもしれない。そう千咲は思った。
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