夏の不運

3/8

548人が本棚に入れています
本棚に追加
/90ページ
†春樹視点† 廊下を歩いていたら、どっかで見たことのあるヤツがいた。    夏だ・・・ 一目見たらすぐにわかる。だって、昔から大好きだった夏だから・・・。 「・・・夏?」 「は・・・春・・・樹💧」 嫌なヤツに会ってしまったと言う顔をした夏。 あぁ・・・そうか。 男としてココにいるのか。バレてしまえば夏が危ないよな・・・? 「バラされたくなかったらオレと付き合え・・・」 何でか、夏を虐めたくなったから脅した。 すごく嫌そうな顔をしている。 「答えは一つだろ・・・?」 そう言うと青ざめた顔で、 「・・・わかった。」 と言った。 そんな顔をしないで? オレが守るから・・・。
/90ページ

最初のコメントを投稿しよう!

548人が本棚に入れています
本棚に追加