3.~愛~

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3.~愛~

ちょうど昼になり加奈は広也に料理をした。 今時の高校生には珍しく素早く炒飯を作り上げた。 広也「まじで作ったの?女子高生なんか料理出来るんだね」 加奈「私料理するの好きだから余裕だよ」と仲良く食べた。 加奈「気分はどう?寝たし元気になった?」 広也「ばっちり元気だよ。加奈のおかげだよ。心配かけてごめんな俺の方が大人なのに大人げないよな」 加奈「そのほうがいいよ。強がって生きてる人よりよっぽどましだよ。」 広也「お前本当に女子高生かよ。年齢詐称してんじゃない?変わった奴だな。」と昨日の広也とは違い楽しそうに話しをした。 「俺シャワー浴びてくる」といって部屋を出ていった。加奈はそのまま横になり寝てしまった。広也が戻ってきた。 「お前よく男の家で寝れるなぁ~襲われるぞ」 加奈「うるさいな。いい夢みてたのにぃ。襲えるもんなら襲ってみれ。」とあっかんべをした。 広也「あ~そうですか。なにされても知らないからな」と大人口調でいった。 加奈「バイト行くまで寝るからおやすみ」と寝てしまった。広也は加奈の寝顔をみていた。 「こいつ変わった奴だな。ちょっとお節介だけど可愛いな」と思った。3時になり加奈は起きた。加奈「おはよ~ってバイト行かなきゃ」 広也「俺車で送るよ。」加奈「やった~ありがとう」そしてバイト先に送って貰った。 「頑張れよ」 「ありがとう。またね」その日はそれで終わった。そしてその日以降広也は夜ちゃんと寝れるようになった。
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