第一章

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「いや~最近暑かったからお前の汗の臭いがしてな~、・・・俺もヒートアップしたんだよ」 恍惚とした表情で兄貴はトリップし始めた ごめんよマイ枕・・・・ 兄貴のせいでこんなになって・・・・ いいんでさあ大将・・・ あっしは大将の頭を支えるだけのしがない枕です。 操の一つや二つ無くなったって大将が無事ならあっしは・・・あっしは・・・ そんな声が聞こえてきそうなマイ枕・・・・ 俺は今日の殊勲賞のこいつを念入りに洗うことを心に誓い、夏と純也と一緒に帰った。
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