1157人が本棚に入れています
本棚に追加
「お~い宗田く~ん!愛しのマイブラザーであるお兄ちゃんを忘れてるぞ~」
「うっせぇ!兄貴は一人で帰れや」
枕片手に怒鳴る俺・・・
夏はさっきから爆笑してるし、純也はこの光景を見ても無言だし(いつものことだが・・・)ひでえ有り様だよ・・・
とりあえず俺はシカトして二人と一緒に帰った。
夏はバイバイと手を降り、純也はペコリと頭を下げて兄貴に挨拶をしていた。
「じゃあな!夏ちゃんに純也君。俺の将来の伴侶を頼んだぞ!」
兄貴・・・伴侶の意味わかって・・・・わかってんだろうなあ~あいつは
ツッコミたいのをぐっとこらえ、俺は振り向かずに二人と帰ったのだった。
最初のコメントを投稿しよう!