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「ふむ・・・」
厳治は考え込む
(狙いは宗田か・・・いや光輝も含まれるかもしれん・・・しかし)
「大丈夫だろう」
この父親は息子達の事をよく理解している。宗田は以外とあれで喧嘩は強い、まあこの兄の変態的な行動を避ける為に身体能力は人並み以上、さらに“俺の兄さん”に宗田も光輝に鍛えられたから問題はないはずだ。
まあ、光輝はいわずもがなだな・・・・“あの力”も覚醒しているし・・・・
「だが親父、宗田の力はまだ覚醒しないのか?」
光輝は難しい顔をしている。
「ああ・・・未だに変化は現れないな、それに・・・」
「それに?」
光輝は話を促した
「もしかしたら・・・宗田は力にもう目覚めとる可能性がある」
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