第二章

11/18

1157人が本棚に入れています
本棚に追加
/68ページ
そして夜はふけ、家に帰っていた宗田が眠りについたころ・・・ ピシャン・・・ ここは街の裏路地・・・ 「キャー!」 叫び声と共に人の走る靴音 鋼高校の制服を着た女子生徒が息をあらげながら走っている 「待てよ~ねえちゃ~ん」 それを四、五人の男がにやつきながらゆっくりと追いかけてくる 彼女は必死で逃げているが逃げ切れる道に行こうとすると男に塞がれ、違う道に逃げざるをえない しかしそれは男達の作戦で袋小路に誘い込みたっぷり楽しむ腹である。 ザシャッ・・・ 「嘘・・・・」 そして彼女にとっては全くの想定外、そして男達にとっては完全な想定内のシナリオ通りに行き止まりに行き着いた。
/68ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1157人が本棚に入れています
本棚に追加