第三章

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「ちょっ、彦ちゃん!兄弟のスキンシップに水をさす気か!」 「その名で呼ぶなと何回もいったはずだが?」 幌泉は光輝にかますアイアンクローをしている右手に力を込める メシメシッ! 「いだだだだだ!わかったあぁぁ!!!わかったから勘弁して~~~~!」 光輝はもう涙目だ・・・・幌泉は「ふん」と一息つくとアイアンクローをといた 頭を抱え、唸る光輝、それを見ながら幌泉は 「これから宗田は授業がある・・・お前は部外者なんだからさっさと家にかえるか、仕事に出ろ」 と淡々といった 「俺は宗田の兄貴だぞ!こうなったらモンスターペアレントみたいにお前の態度にクレームを・・・・」 ベキッ!ゴキッ! 光輝の淡き抵抗を聞いた幌泉は閉じたり開いたりして恐ろしい音を右手から出す 「ほう・・・・そんな腐った考えをもつ頭は握り潰しとくかな・・・・」 完全に目の座った幌泉をみて光輝は身体中から危険を知らせる体液を放出している
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