第三章

8/20

1157人が本棚に入れています
本棚に追加
/68ページ
「そろそろ朝礼の準備をしないといけないから俺はいくぞ」 幌泉先生はそういって学校に入っていった 「ねえねえ宗田は幌泉先生と何話してたの?」 俺たちは教室に入ったあと夏が唐突に質問してきた 「ん?ああ・・・ちょっとな・・・」 俺は言葉を濁す 「何よちょっとって?私達には言いにくい質問だった?」 夏はそういいながら心配そうな顔をしている 「いや、そうじゃなくてな・・・幌泉先生と兄貴ってどうゆう関係なんだろうなって聞こうとしたんだけど、その前に夏たちが来たから聞くタイミングを逃してな。それで返答らしい返答が出来ないわけ」 そういいおわる位に幌泉先生が教室に入ってきて朝礼が始まった 今日も何も変わったことはない朝礼 だが最後に 「ここ最近、結構な人数の他校の生徒やその生徒の知り合いが行方不明になっている。元々その生徒達は素行が悪かったせいではっきり行方不明と断定できなかったが、ここまで人数が多いとそうは言ってられない問題になった。何か行方不明者の手掛かり等を知っている奴は職員室に来てくれ」 そうゆうと幌泉先生は朝礼を終え、教室から出ていった。
/68ページ

最初のコメントを投稿しよう!

1157人が本棚に入れています
本棚に追加