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「ん?どうしたの?」
夏は俺の顔をみて弁当をのぞき込んだ
そこには
【ご飯は学校にやってくるよ❤キャハ!
兄貴より】
と書いてある紙が一枚だけ弁当の中に入っていた。
まずい・・・こいつはまずいぞ・・・・
「な、なにこれ?」
怪訝な顔をした夏に俺は青ざめた顔をむけながら説明する
「つまり・・・・・兄貴が学校にやってくるってことだ・・・」
「はい?」
夏はいまだにこの状況を理解していないようだ
スッ・・・
すると純也は立ち上がり
スタスタ
窓の方に向かって歩いていき
ガラガラ・・・
窓を開けた
ゾクゥ!
その瞬間俺の体に悪寒が駆け巡った
「純也ナイスだわ!」
俺は立ち上がり窓に向かう
向かう途中に純也は無言で右手の親指を上げながらつきだした
なにその行ってこいみたいな・・・・
まあ言われなくても・・・・
「いきますよっと!」
そして俺は
ダダダダン!!!!
開けられた教室の窓から飛び降りたのであった
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