第三章

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幌泉「取り敢えず宗田……弁当は渡されたんだから早く教室に戻れ。休み時間はあと少しだ」 幌泉先生はそういって自分の時計を見せてくれた 学校内の携帯の電源は切っていないといけないので幌泉先生は時計を見せてくれたのだろう 時計を見れば後十分……教室に戻り弁当をかっ込める時間は五分程度 宗田「すいません幌泉先生! 俺急ぐんで!」 兄貴に貰った弁当を拾い、ボルトもびっくりの超加速で教室に走る 後ろから幌泉先生の「走るな」という声が聞こえたが止める気は無いようだ。そこが幌泉先生の良いところだと俺は思っている……マジで 私に背を向けボルト程びっくりはしない加速であの馬鹿の弟は走っていく 兄貴に比べしっかりした弟だ やはりあの父親あればこそだな………兄貴は失敗したようだが ……いや、弟がいたからこそ光輝はブラコンになって酷くなったのか? ???「幌泉君どうしたの? こんな所にたちつくして」 幌泉「いえ、また光輝の奴が学校に侵入しましてね神楽坂先生」
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