現れたのは沖田総司!?
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「ちょ、ちょっと!!あぁ、もうどうしようっ……よし。」 何か決心がついたのか。雪は青年を体を上手く使って、無理やりおぶった。明らかに、青年の方が重そうである。だが、今の状況からして、そんな事を言っている暇はなかった。 (せめて、お母さん達が来るまで辛抱よ…) そう、自分に言い聞かせながら、雪は重い足を懸命に前へと進ませていった。
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