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誠「どうせ…あいつだろ」
夢留「ちょっと見るよ?」
誠「うん」
夢留が俺の携帯を開きメールを見た。
夢留「…ありえない着信数だね…」
そう…
メールの着信が三桁を越えて居たのだ。
誠「…見たくねぇ」
夢留「ならメアド変えれば?」
誠「それも…なんかなぁ…」
夢留「読むよ?」
誠「…好きにしろよ」
メールの内容は――
“お兄ちゃん…元気かな?今日はね久しぶりに黒ちゃんと買い物に行ったんだ。それで…帰りにお兄ちゃんの好きな色した服を買ったんだよ。……なんだか…寂しいよ…お兄ちゃんは寂しくない?僕は寂しいな……。今度…会えないかな………返事待ってるから。”
――と言う内容がほとんどらしい。
夢留「返事…送らないの?」
誠「当たり前だ」
夢留「……」
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