小さな白猫

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『でも、家はもう二匹居て飼えないんだ;』 車にひかれてしまうのが 許せなくて衝動で 触ってしまったものの、 確かに友達は既に 大人の猫を飼って居たのです。 『だから飼えないかなあって思って。 前に猫欲しがってたよね?』 「ん~....... うん、大丈夫。飼えるよ。」 『本当っ?』 親にも相談しないまま 昔から猫を飼って みたかった事もあり、 私は即答していました。 私達の行動は 無責任だったかもしれません。 けど、そのまま夜の堤防の 中心に居て車にひかれてしまう なんて可哀想すぎるし 友達も私の家なら 大事にしてくれると思ったから 連絡してくれたんだと 思います。 『じゃあ、後から写メ送るね。』 「うん、楽しみにしてるよ。」 そう切った電話のあと、 送られて来た写メを見て ...尻尾長っ∀`* 小さくてめちゃ 可愛いじゃん//// と思った事を 今でもよく覚えています(笑) その後、メールでその子の 様子や特徴を聞きました。                         そして次の日。           元々私と友達は 遊ぶ約束をしていた為、 私は待ち合わせの場所に 向かう前に父さんの所に 行きました。 「父さん。」 「ん?どうしたあ?」 私は父さんに 昨日の事を話したのです。 「だから、今日引き取る。」 「えー、急だな;」 その反応は予想していたとうり 父さんは苦笑いをしながら 悩んでいた様でした。 でも... 「うん、わかった。 いいよ。」 「Σ本当に?」 「その代わり、お前がちゃんと世話するんだぞ?」 「勿論(笑) ありがとう!」 父さんの許可をもらい、 祖母達にも話しておくと 言われて私は友達の所へ 向かいました。 _
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