決意

4/5

14人が本棚に入れています
本棚に追加
/25ページ
ジーク『サラ!!読めるのか!!でもどうして……。』 サラ『わかんない。でもこの文字……何だか懐かしい。』 ジークの持っていた本にはサラがいうにはこう書いてあった。 神獣大戦争 今から200年前 世界は大戦争時代を迎えていた。 それぞれの国が血で血を洗う泥沼の毎日。 世界は大きく二つの勢力に別れていた。いや、正確にいうともう一つあるのだが。 大きな二つの勢力は[帝国軍]そして[グランズ] この二つの勢力の戦争は日に日に激化していった。 帝国はいにしえの生き物、『神獣』を戦争に使う試みにでた。 神獣都市[ズノジーク]神獣と人が暮らす伝説の都市。 帝国はズノジークに協力を求めた。しかしズノジークはそれを拒否した。それは神獣がズノジークの人々にとって神だったからだ。神々を戦争に使う事などできない。誰しもそうこたえた。 ただ一人を除いて。 一人の男が帝国軍に寝返った。そいつの名は[ウガンダ] ウガンダは神獣を操る術を持っていた。 神獣を戦争に導入した帝国軍は3日で世界を支配した。 ズノジークはウガンダによって滅ぼされた。 そして神獣はもとの魔界へと帰っていった。 ジーク『200年前にそんなことが……。 ズノジークか、そこの遺跡でも探せば俺が誰か分かるかもしれねぇ!』
/25ページ

最初のコメントを投稿しよう!

14人が本棚に入れています
本棚に追加