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ジーク『サラ!!読めるのか!!でもどうして……。』
サラ『わかんない。でもこの文字……何だか懐かしい。』
ジークの持っていた本にはサラがいうにはこう書いてあった。
神獣大戦争
今から200年前 世界は大戦争時代を迎えていた。 それぞれの国が血で血を洗う泥沼の毎日。
世界は大きく二つの勢力に別れていた。いや、正確にいうともう一つあるのだが。
大きな二つの勢力は[帝国軍]そして[グランズ]
この二つの勢力の戦争は日に日に激化していった。
帝国はいにしえの生き物、『神獣』を戦争に使う試みにでた。
神獣都市[ズノジーク]神獣と人が暮らす伝説の都市。
帝国はズノジークに協力を求めた。しかしズノジークはそれを拒否した。それは神獣がズノジークの人々にとって神だったからだ。神々を戦争に使う事などできない。誰しもそうこたえた。
ただ一人を除いて。
一人の男が帝国軍に寝返った。そいつの名は[ウガンダ]
ウガンダは神獣を操る術を持っていた。 神獣を戦争に導入した帝国軍は3日で世界を支配した。
ズノジークはウガンダによって滅ぼされた。 そして神獣はもとの魔界へと帰っていった。
ジーク『200年前にそんなことが……。 ズノジークか、そこの遺跡でも探せば俺が誰か分かるかもしれねぇ!』
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