ヂルチ洞窟

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サラ『きゃぁぁああ!!』 ジーク『サラぁ!!ちくしょお!!よくもサラを!!………ん?何だあれは』 サラは光る大きな狼に助けられた。 狼『我が名はヂルチ。この洞窟の長にして大地をつかさどるものなり。』 ジーク『ヂルチ、この洞窟に住んでいるという伝説の妖精。 まさかほんとにいたとは!』 帝国兵『こんな狼ぶっ潰してくれるわ!!』 魔導アーマーの攻撃はあたったがヂルチはビクともしなかった。 ヂルチ『下郎が!! そんな攻撃効くわけなかろう。』 [聞け 大地の怒りを 裂けよ大地 唸れ地球。 アースクウェイク] 帝国兵と魔導アーマーは地割にのみこまれた。 サラ『ありがとう。ヂルチさん、あなたは何者なの?どうして助けてくれたの?』 ヂルチ『私は大地をつかさどる神。人によってはこう呼ぶ。[神獣]とな。お前はサラだな?』 サラ『はい、どうして私の名を。』 ヂルチ『お前の父にはかりがある。 』 そう言ってヂルチは消えた。 ジーク『あれが……神獣。サラのお父さんにかりがあるって言ってたけど、何でだろうな。』 サラ『わかんない。お父さん神獣と関係してるのかも。』 ジーク『とりあえずこの洞窟をでるぞ。まだ帝国軍がくるかもしれない。』 こうしてジークとサラはヂルチ洞窟をぬけたのであった。 ヂルチ『サラ………か。………ようやく時が動き出したな………』
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