幼少期

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死にかけた子猫を見付けた時、羽根が折れ飛べない小鳥を見付けた時も、私は躊躇わなかった。 魂だけになれば、苦しみから、苦痛から救われる事に気付いた私は、彼らをその苦痛の余韻が残る体から、解き放った。 周りから見れば、だだの残酷な光景に思っただろうが、私にとっては、救いのつもりだ。 やっぱり私はズレている。
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