緊急事態、破滅へのカウントダウン

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朝方、セントラルの近くの森丘で空気が切り裂く音が聞こえた シュン…シュパ!!! シュンシュン… リュウ 『ふう…平和すぎて体がなまっているな…』 そう言って太刀をしまったハンターがいた と、その時、プォォオォオォォォォーーーー!!!! 丘の先の街から聴きなれない音がした リュウ 『ん?なんだ?』 体の汗を拭き取りながら街を眺める 普段見慣れている街が赤い煙を揚げて何かを訴えていた 異常事態、そうとしか思えない光景だった その光景を見て、彼は笑った 『丁度退屈していた所だ、また古龍か?相手になってやる…』 そう言って真紅のモノブロス装備を纏って街へと降りていく彼は リュウ・ア・シンメトリー 23歳 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー 音が鳴り始めてから数分、 街全体がざわめき始めている頃、 それに気づかず爆睡するハンターがいた ティア 『Zzzzzzz…Zzzzzzz…』 そのハンターはベットから落ちる事で目覚めた ドンッ!!!! 『いたッ!!!いたーい…何…?』 頭をポリポリかきながら起き上がった ティア 『ムニャ…何…この…フアァァア~ア…』 音に疑問を持ちながらも大きなあくびをした だが街のざわめきか異常な事に、鈍感な彼女も気づいた 『なんだろう…お祭り?わかんないや…フアァァ~ア… とりあえずギルドいこ~とっ』 目覚めの悪い体を起こして着替える 綺麗な白とピンクの色をしたリオレイア亜種の装備をまとった彼女は ティア・キューティクル 20歳 まだ眠そうな足取りでギルドへ向かった
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