泣き出す少年・走り出した青年

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キル 『とぅちゃん!!!!街に行けるんだ!?』 俺は嬉しくて親父に飛び付いた 親父 『キル!!!いたのか、長老に頼んで一回だが街に行けるぞ、早速支度だ』 街…それはとてつもなく大きく、 村の5~10倍程の規模だった 大きさに伴った「家」「市場」「ギルド」「武器屋」がある 俺は昔から親父の話だけを聞いていたので一度行ってみたかった だから8歳の誕生日プレゼントは街に行きたいと言って、ねだっていた ただ…俺は親父とどこかに行ける… それが何より嬉しかった だけど…俺が街に行きたいなんて言ったせいで、 あんな事になるなんて……
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