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その頃ファンクに連れられて、別のエリアに逃げたキルたちは岩影に隠れていた
ファンク
『お前の親父さんなら大丈夫だ、だって村一番のハンターだからな』
親父は村では最強のハンターだった
街でもそこそこ名を馳せているらしい
キル
『とぅちゃんが負けるわけない…よね!!!!あんなモンスターなんかに…』
口では強気だが心は不安でいっぱいだった
始めて間近で見たモンスター…
とてつもなく大きく…轟く咆哮…
7歳の俺は恐怖を覚えてしまっていた
親父がいつもあんなモンスターと戦っていたと思うと
不安で押し潰されそうになった
ファンク
『親父さんよりザックが心配だ…アイツは無茶をしがちだからな…』
俺は嫌な予感がしたんだ…
そして急に立ち上がって
『俺、とぅちゃん所に行く!!!』
と言って走りだした
ファンク
『バカ!!!!戻れ!!!危ないぞ』
ファンクを腕をつかみかけた時
素早いキルは、それをかわし
さらにスピードを上げた
『とぅちゃん…とぅちゃん…』
来た道を凄いスピードで戻る
そして、
親父戦っている場所の近くまで来たとき…
キルはあり得ない光景を…
見てしまった…
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